すべて
地域の優しさ
0歳児を左右に1人ずつ手を繋いでの散歩中、車が工場から出てくる際に「どうぞ」と工場の方が通してくれようと車を止めてくださっていました。しかし、そんなタイミングで手を繋いでた子の「もう歩きたくない!」というアピールで座り込まれ、私に緊張が走ります。「あ、ちょっと歩けないみたいなんで車さんお先にどうぞ」と何とか声を掛け、子どもにたくさん声掛けをして説得すること数十秒。やっとで歩き始めてくれた様子を工場の方が見守って下さっており「頑張れ頑張れ」と両手のガッツポーズ付きで励ましてくれました。子どもよりも私の方が励まされた出来事です。
楽しいは安心から
いつも通り朝の受け入れをしていると、保護者から「先生、昨日の節分が楽しかったのか、帰りにおもむろにこの子(3歳児男児)が、いい保育園だね〜 保育園楽しいね〜 って言ってました!」と嬉しいお話を聞きました。いつもはパパとママが大好きで、朝なかなか離れられない本児。心が温まり思わず「先生も毎日〇〇くんに会えてとても嬉しい!」とさけんでしまいました!
いろいろな性格の鬼!?
節分の制作の導入に、みんなのお腹の中には色んな性格の鬼がいてね…という絵本を読みました。
明日の制作する時に聞くから考えておいてね〜と伝えると、次の日に
「ねえねえわたしのパパのお腹にも鬼がいるんだって」
と。あぁ、きっとおうちの人にも聞いたのかな?と微笑ましく思いながらどんな鬼?と尋ねると「ビールがだいすきな鬼だって!」と嬉しそうに教えてくれました。お酒好きなお父さんらしいね!と思わず笑ってしまいました(笑)
お父さんの意外な一面!?
1日1組の保育参加。たんぽぽ組のWちゃんは、お父さんがいらっしゃいました。普段は、必要な事しかお話しされない背の高いお父さん。担任もお父さんがいらっしゃると聞いてちょっと心配していました。でも参加中は、子ども達にも声をたくさん掛けてくれて、一緒に遊んで下さりとても和やかだったそうです。そして私が事務仕事中、必要な物があり廊下へ行こうとすると、丁度たんぽぽ組さんが廊下を子ども達と移動中でした。担任が「ぬき足、差し足、忍び足」と指を立てて忍者の真似をして列の先頭を歩いていると、なんと列の最後尾からお父さんも指を立てて真顔で移動されている所に遭遇。見つからない様にそっと事務所へと戻ったのでした。
抱っこで充電
夕方、友だちとお家ごっこをしていたちゅうりっぷ組のA君。急に私の所に来て、「先生、抱っこして欲しい。」少し驚きましたが、「いいよ。先生、A君抱っこ出来て嬉しいな。」すると、身体を預けて顔をうずめて数秒間…そして、自分で降りてまた遊びに戻っていきました。充電出来たなら嬉しいな。そんな安全基地の様な存在でありたい、と思った出来事でした。