すべて
歳を超えた友情
ある日の夕方『ほら!見てごらん、お父さんのお友だちのO君(2 歳児さん)があそこにいるよ!』とAちゃんの嬉しそうな声が響き渡りました。『園児さんと?お父さんが友だちって?!』と事務員さんと事務所を飛び出ると、クスクス笑っている保護者さんの中で真っ赤になったAちゃんのお父さんが。『どうやら私、O君と友だちになってもらったようです』と教えてくれました。歳を超えた友情にほっこり。O君が窓の向こうでバイバイしてました。
きまぐれなテントウムシさん
戸外活動で公園に行くと野原に、たんぽぽがたくさん咲いていました。一人の女の子が、たんぽぽを三つ摘み、地面に並べ、そこにテントウムシを連れてきて「てんとうむしさんのおうち!」と。大好きな先生に見せようと、その先生を呼びに行くと披露する寸前でテントウムシが飛んでってしまいました。。。。思わず、私がクスと笑うと、「おさんぽにいっただけだよ」と、少し怒ってしまいました(笑)そんな姿も可愛いなとニヤリとしました。
チクチクのとりこ
0歳つくし組での出来事。最近坊主にしたRくんの頭はちょっとチクチク。たまたまそこに手をついてしまったIくんは、頭に触れた瞬間驚いた様子で目を見開いていました。でもそのチクチクの魅力に取り憑かれてしまったようで、近くに行っては頭をなでなで… 。1日に何回もなでなでしてます。触られているRくんも嫌がることはなく、ふたりの様子にほっこりです。
その優しさをいつまでも
友だちとの喧嘩で怒ったSくんが「もう帰る!」と言うので、「Sくんが帰ったら寂しいな~」と担任が言うとしばらく考え込み、その後「おうちに帰って元気が出たらまた来るからね!」と返事が。自分がその時にできる精一杯のことを考えたのだろうなと思い、その優しさにじーんときた。
虫さんたちと仲良しになれたね
園庭で遊んでいると、ある男の子がテントウムシとダンゴムシを虫かごに入れて、観察していました。お部屋戻る時間になったので、私が「虫さんにバイバイしようね」と促すと…別れが惜しいのか「バイバイしないとダメだよね?」と。しばらく2匹を眺め「でもね、ぼくのこと好きって言ってるんだよ」とポツリ。男の子が、気持ちが落ち着くのを待っていると、ダンゴムシを木の下に放し、テントウムシは人差し指にのせて、男の子が、「とんで」というとテントウムシは飛んでいきました。男の子は、ゆっくりと私の方を向くと、ニコッと清々しい笑顔を見せてくれました。